FFX-2 Novels


□年齢
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「う〜ん…17歳かな?でも、19歳でもあるし…ううん。間をとって18歳かも!」


俺と同じ事言ってる。
それが嬉しいと思うと同時に、なんだかおかしくなってきて、

「あはははは!」

「な…なんで笑ってるの!真剣に考えてるのに!」

拗ねたような顔してプイっと向こうを向いてしまった。
でも、拗ねた顔もかわいいと思ってしまう。

「いや、ユウナが俺と同じ事考えてるから、つい…」

ヤバい、何故か笑いが止まらない。


「でも…本当にどうする?」



進展がない。また原点に戻ってきてしまった…



ーーーーー


「キミの年齢?」

本当に進展がないから、ユウナはリュックに手助けを求めた。

「う〜ん…それは難しいね〜」

リュックもう〜ん…と考え込んでしまった。
なんだかこれ以上相談しても、かえってみんなを困らせるだけ何じゃないかと諦めていた。
でも、そこはさすがリュック。

「私は、17歳がいいかな」

「どうして?」

ユウナが聞いた。

「私と同い年になるから!」


さすがリュック!…って思ったばっかなのに…

「そんなんで決められたら苦労しないって!」


「そうだよね〜…う〜ん…」

やっぱりだめか。
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