08/24の日記

22:07
利土井の原点を考える
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久々すぎる更新…
生きてます、ギリギリ!

利土井のことは日夜せっせと考えているんですが、具現化に至らない日々を過ごしています(´;ω;`)




とりあえず、利土井の原点に立ち返って、どんな利土井が私の王道か考えてみますた\(^o^)/




短いよ
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土井先生に初恋を捧げた利吉くんは、ささやかな片想いを募らせつつも一切口にしないでフリーのプロ忍になりました。

やがて利吉くんにもいいひとが現れ、なんとなく距離を縮め、こうやって初恋なんて忘れていくのかなぁ…と思いながらも、彼はその女性と一緒になることにしました。

その矢先、きな臭い状態だった城同士の戦が始まり、利吉くんは戦線に赴くことに。

必ずあなたのところに帰ります、と告げた利吉くんに彼女は「いつまでも待っています」と言いました。

しかしその後の戦況は悪化の一途を辿りました。城下のあらゆるところが焼かれ、たくさんの人が死にました。利吉くんもどうなったか知れません。

膠着状態の戦が続き、そして、いつしか五年の月日が過ぎていました。


ある日、利吉くんは帰ってきました。
死戦の果て、容貌はすっかり肉落ち憔悴しきった姿にかつての若き美青年の面影はありません。風の噂で、将来を約束した彼女は去年別の男のもとに嫁いだと聞かされました。
とはいえ、人の心は移り変わりやすいという道理など利吉には今さらだったかもしれません。
まして、生きていること自体が奇跡のような彼にはあまり悲しみは感じられません。

むしろ利吉くんは、どうして何のために生き延びたのかという懐疑心に苛まれていました。

そんな変わり果てた利吉くんを、学園で迎えてくれるのが土井先生でした。

『お帰り』

そう言った土井先生の声と表情は5年前出立したあの日と何も変わらない優しさと慈悲に満ちていました。

利吉くんは、大切なものがここにあると気がつきました。

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