拍手御礼文

□た行
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た:抱き枕 2008/04/20

ベッドの上
腕の中の低い唸り声
宍戸は跡部を恨めしそうに見た
「重い」
「何が?」
「お前の脚だよ」
宍戸が跡部の太股をペシペシとパジャマの上から叩いた
「脚を絡めるな」
「何故だ」
「だから重い」
宍戸はもう一度、叩いた
今度は先程よりも強く
「いい歳した、野郎の脚だ。重いに決まってるだろ」
言って、宍戸が跡部を睨む
すると、跡部が強く優しさを以って宍戸を抱き締める
「お前に、甘えてるんだよ」
宍戸は沈黙の後に、納得のいかなさそうな顔をしながらも、跡部に擦り寄った
頬をぐりぐりと胸に押し付けてくる宍戸がどうしようもなく可愛くて、もっと体をくっ付けた
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