08/26の日記

22:51
おおお・・・
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お久しぶりです〜〜!
気付けば8月ももうすぐ終わり・・・

ぼけーっとしてるとあっという間に10月ですね。
10月といえば、スパーク申し込みしました。
またもやバルヴァンで今回はマンガを出す予定です。
ですが、FF14に入り浸ってしまうと思うのでどうなるのかわからんのですが・・・(やれよ)


話は変わりますが、やっとこさ短い文章が出来たのでUPします。
友人とバルヴァン話で盛り上がり、なんでもいいから短くてもいいから書こうね!と約束してなんとか出来上がりました。
よろしければ見てやってください〜。<(_ _)>












 「でさ〜、むずむずするから手で搔こうとするだろ。そしたらそこにバルフレアの頭があって。アイツ何してたと思う!?人の乳首舐めてやがったんだよ!」
人が気持ちよく寝てたのに!と話すヴァンの表情は性的な事を語っている自覚は無い様で、不満気な様子ばかりが見て取れる。もしやヴァンはかの空賊にされている事が理解出来ないのでは?とトマジは思わずにはいられなかった。

 ヴァンが久しぶりにラバナスタでゆっくり出来ると聞いて、トマジは旅の話を聞き出したり、こちらの近況などを語り合おうと、酒と食料を持ち込んで、ダウンタウンのヴァンの家へとやってきた。
 言えない事もあるのだろう。ヴァンにしては珍しく言葉を選びながら旅の様子を話すのを見て、大人になって来たな〜、なんてレックスに代わって感慨深く感じつつ、そういや少し背が伸びたかなーとヴァンを上から下まで眺めたりなんかしていたら、ヴァンの胸元に赤い痣を見つけてしまった。そしてつい何も考えずにそれどーした?なんて言ってしまったのがいけなかった。

「こないだなんか、2人乗りしてチョコボで移動中にさ、突然外套ん中に後ろから手ェ突っ込んできて、弄り出したんだよ。オレびっくりして手綱思いっきり引っ張っちゃってあやうく崖から落っこちそうになってさあ、あんときはさすがに死ぬかと思ったなあ」
最近、隙を見ては触ってくるんだよな。だから気が抜けなくって、と両胸に掌を当てて話すヴァン。
ちょっと空賊さん、うちの弟分になにしてくれてんの。とも思うのだが、その前にやはり確認しておくべきだろう。
「あー、それは危ないな〜。・・・というかヴァン、バルフレアさんは何でそんな事してくるか――わかってる?」
「そりゃもちろん!アイツ、オレがくすぐったがるからって面白がってるんだよ。こないだ戦闘中に藪の中突っ込んじゃって、身体中に擦り傷作った時にバルフレアが薬塗ってくれたんだけど、その時にオレがくすぐったいのに耐えらんなくって。そしたらこれは要開発だな、とか言いだしてそっからからかわれ始めて」
「・・・わかってなかったのか」
「へ?」
「いやこっちの話」
バルフレアさん、あり得ない事にうちの弟分、貞操の危機に陥っているのに気付いてません。
 ヴァンはダウンタウンで暮らしていて、そこそこ危ない橋を渡ってきてもいるわけですよ。なのでそこまでネンネな奴ではない。なのになんでいつも以上に鈍さを発揮しているのか。
残念ながら彼に全く脈がないか、それとも彼を――
「信頼しすぎちゃってんだろな〜」
「さっきから何言ってんの?トマジ」
「んにゃ、ヴァンはヴァンだなーってな」
怪訝そうな顔をしているヴァンの髪をくしゃくしゃと撫で搔きまわしていた時に、鍵のされていない扉が開いて長身の影が現れた。
俺は今にも射殺さんばかりの視線を寄越す空賊さんと、目が合ってしまったのだった。


「ごめんな、トマジ。また今度埋め合わせすっから!!」
「いいって、また土産話聞かせてくれよな」
後片付けをしているヴァンに手を上げて帰ろうとすれば、腕を組んで入り口付近に留まっていた空賊が未だこちらを睨みつけていた。縮こまったままその脇を通り過ぎようとしたが、こっちだって弟分にあんな事をされて黙っていられるわけがない。レックスもなんとなく俺の横で喚いているような気もするし。
「あの・・・バルフレアさん」
「何だ」
低い声にびびりながらも、砂海亭での接客を思い出してにこにこと愛想笑いをしながら俺は言ってやった、言ってやったぞレックス!
「ヴァンからその〜、胸の件・・・聞いちゃいました。でもあの、もしそれでヴァンが目覚めちゃったらどーすんですか?あいつ結構隙多いし、性格も奔放なとこあるからある日見知らぬ男に触られちゃって、それが気持ちよくってそのままどっかにお持ち帰りされたりとかあるかもですし〜、って、無駄な心配だったかな?バルフレアさんがいればヴァンの事守ってくれますしね!余計なお世話でした!失礼しまーっす」



数日後、飽きたみたいでよーやく触られなくなったよと、ヴァンから聞かされた。
空賊さん、何気にかわいらしい所あるじゃん。


(2013.8.26)



※薬を塗ってやっている最中に、一瞬ヴァンが色っぽい顔なんかするもんだから、ついついもっと見たくなって事あるごとにちょっかいを出していたバルフレア。
あわよくばヴァンんのB地区を開発して、もうそこ触られるだけで腰砕けになってもどかしそうに喘ぐヴァンが見たかったのですよ。まだ何も始まって無いのにね!っていうおバカなバルフレアさんのお話でしたw

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