リク小説

□恋物語
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総悟と神楽はいつも喧嘩ばかりしている。


それはお互いに相手が好きで…でもそんな自分が照れくさくて、つい照れ隠しで喧嘩してしまうのだ。


総悟はバズーカを放って気が付いた。
神楽がつまずいて転んでいた。立ち上がるところだったが、間に合いそうにない。


「神楽!!」


総悟は大声で神楽の名前を呼び助けに行ったのだ。


「―…っ!!!?」


神楽は自分の危機に気づく。
顔を両手でかばった。その瞬間、横から衝撃を受け―…


神楽はそのまま気を失った。




*****




神楽が気付いたのは少し経ってから。
何かが神楽の体の上にのっかていて動けない。


よく見ると…


「サド!!」


勢いよく起き上がり、総悟の様子を確認する。
特に何も外傷はないが、全く意識がない。


「おいっサド!!起きるアル!!」


(こいつ…私を庇ったアルか…?)


いくら神楽が総悟の体をゆすってもピクリともしない。


神楽は決心する。


とりあえず、こいつを万時屋に連れて行こう、その後は銀ちゃんがなんとかしてくれると―


神楽は総悟を抱え万時屋に向かった。




*****




「銀ちゃん!!」


神楽の大声にジャンプを持ちながら寝ていた銀時が、ジャンプを顔の上に落しその衝撃で起きる。



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