幽白の脚本的会議

□脚本的会議4
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飛影の異変について
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幽助 「飛影の異変!?」

桑原 「アイツどうかしたっけか?」

幽助 「普段とかわんなかったと思うんだけどな…ιι」

桑原 「だよなぁ…」

 蔵馬入室

幽助 「なぁ蔵馬…最近飛影に変わったことあったか?」

蔵馬 「別段変わった様子はなかったけど…飛影がどうかしたのか?」

桑原 「飛影がってわけじゃねぇんだけどな、とにかくこれ見てくれよ」

 桑原、蔵馬に議題の書かれた紙をわたす

蔵馬 「・・・・・・なるほど」

幽助 「あいつに異変があったようには思えねぇんだけどなぁ…」

蔵馬 「そうですね…」

桑原 「そうですね…って、蔵馬にもわかんねぇのかよ!?」

蔵馬 「俺にもって、俺だって飛影のすべてを把握してるわけじゃありませんよ。でも議題の意味がわからないんじゃ会議にならないからな…」

 蔵馬、持っていたバックをあさる

幽、桑「…?」

蔵馬 「あった…!はい、幽助、桑原君も」

幽、桑「双眼鏡!?(ドラちゃん…)」←四次元ポケットを連想

蔵馬 「さぁ、その双眼鏡で街を見回してください。どこかで作者がカンペを出しているかもしれませんから」

 飛影入室

蔵馬 「いましたか?」

幽助 「こっちはいねぇぞ」

桑原 「こっちもだ」

飛影 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・何をしてるんだ・・・・・・?ι」

蔵馬 「あ、飛影!あなた最近何か変わりましたか?」

幽、桑「おい!」

桑原 「いくらなんでもそれは直接過ぎるだろ!」

幽助 「そうだぜ!イヤ、でもそっちのが早いか…」

桑原 「何言ってやがんだ浦飯ぃ!!」

幽助 「だって直接聞いたほうが早いだろうがよ!」

飛影 「貴様ら、少しは黙れんのか?俺は強さ以外は何も変わらんぞ」

蔵馬 「そうか…(強さ以外はってことは、昨日よりも強くなってると言いたいのかな…)」

飛影 「今日の議題は何なんだ?」

幽助 「お前の異変についてだよ」

桑原 「でもよぉ、何も変わってねぇなら会議できねぇんじゃねぇの?」

蔵馬 「あ!作者がいましたよ!やっぱりカンペを持ってますね」
↑作者探しを続けてた

幽、桑「一キロ先でか?」

蔵馬 「はい…(汗)」

飛影 「(・・・・・・またか・・・・・・)」

桑原 「それで?カンペにはなんて書いてあんだよ?」

蔵馬 「えぇと…『飛影について語ってから、暗黒武術会での鈴駒の発言と飛影の発言をよく見ろ!』…だそうです」

幽助 「鈴駒の発言と飛影の発言?」

蔵馬 「その前に飛影についてですよ」

桑原 「飛影といやぁチビだろ?」

飛影 「そんなに死にたいか…?(怒)」

幽助 「落ち着けって!桑原も他にあんだろうがよ!」

桑原 「たとえば?」

蔵馬 「すばしこ…素早いとか、邪眼を使うとかじゃないですか?」

飛影 「(・・・・・・こいつら・・・・・・(怒))」

幽助 「(今ゼッテェすばしこいって言おうとしてたな…ιι)あとは…好戦的だよな」

飛影 「バカめ。好戦的なのは貴様らもだろ?」

桑原 「性格が悪い!」

飛影 「邪王炎殺・煉獄…」

蔵馬 「桑原君!飛影!」

幽助 「(さすが蔵馬…)そっか!性格面での飛影もあるんだな!」

飛影 「(・・・・・・好戦的は性格じゃないのか?)」

桑原 「だから性格がわ…」

蔵馬 「桑原君?少し黙っててくださいね」←素敵な笑顔

桑原 「・・・・・・お、おう・・・・・・(恐)ιι」

幽助 「飛影って普段は無口だよなぁ…」←聞いちゃいない

飛影 「フン」

蔵馬 「意外と優しい面もあるし、あと性格ってわけじゃないけど、記憶力や耳もいいですよ」

飛影 「・・・・・・・・・・・・?」

桑原 「こいつが優しい!?…睨むなよ、蔵馬(怖)…まぁ記憶力や耳がよくてもよ、海藤ん時みたいに真っ先に魂取られてるようじゃ、ただのドジだよな」

飛影 「うるさい!貴様も魂を取られただろう?(怒)」

幽助 「いい加減にしろって!!蔵馬、飛影が優しいとか、耳がいいってどういうことだよ?」

蔵馬 「それはですね、俺が呂屠と戦った時(幽助は寝てましたね)他の観客や桑原君たちには聞こえなかった俺たちの会話が聞こえてたんだ。察したのかもしれないが…」

幽助 「へぇ…」

蔵馬 「それにあの時、母さんのところに呂屠の使い魔がいたんだが、それが消えたことを確認して、俺に『安心しろ』って言ってくれたんです」←優しい微笑みで飛影を見る

飛影 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ι」

幽助 「飛影が!?」

蔵馬 「はい」

桑原 「あの時そんなことがあったのか…!」

飛影 「フン…(バカめ)」

幽助 「じゃあ今までのまとめると…」

蔵馬 「飛影は素早くて邪眼を使って、好戦的で無口で、優しいところもあって記憶力と察しと耳がいい」

幽助 「まとめたと言うよりただ全部言っただけじゃねぇか…」

桑原 「チビで性格が悪いっての忘れてるぞ!一番重要なとこじゃねぇか!」

飛影 「よほど死にたいらしいな(怒)」

蔵馬 「飛影、桑原君の挑発にのってる場合じゃないぞ」

幽助 「何でだよ?」

蔵馬 「忘れたんですか?作者はドSなんですよ?何をされるかわかったもんじゃない…」

三人 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

蔵馬 「とにかくこれを見てみましょう」

 幽助、桑原、蔵馬の持っていた完全版幽遊白書を見る

飛影 「フン、バカらしい。(どーでもいいが…何故蔵馬はそんなものを持っているんだ?しかも何故完全版…)」
 ↑読んですらいないがちょっとは気になってる

作者 「何故蔵馬が単行本ではなく完全版を持ってきたかと言うとだね、私が完全版しか持っていないからなのだよ」

飛影 「!?」

 その頃蔵馬たちは…

桑原 「なんか変なとこあるか?」

幽助 「別に…」

蔵馬 「…ここじゃないか?」

幽、桑「何処だ?」

飛影 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」←いつの間にか参加してる

蔵馬 「ここですよ。5巻の141ページ。鈴駒は『ジャンケンで決めちゃったけどね』と言ってます」

幽、桑「フムフム…」

飛影 「・・・・・・・・・・・・」←バカらしいと思いながらも何気見ている

蔵馬 「それにもかかわらず、飛影は同じ巻の204ページで『ジャンケンで決めたんだろうぜ』と言ってます」

幽、桑「おお…」

飛影 「・・・・・・・・・・・・ιι」

蔵馬 「さらにその後!」←ちょっと楽しんでる

桑原 「まだあんのかよ!?」

蔵馬 「はい。8巻の69ページで『ジャンケン?なんだそれは』と言っているのです!」←完全に楽しんでる

飛影 「・・・・・・(汗)ιιι」

桑原 「お前もたまにはボケることもあるんだなぁ。え?」
 ↑ニヤけまくってる

幽助 「飛影がボケたって話なら、最初の飛影について語るのは意味なかったんじゃねぇか?」

蔵馬 「わからないか?幽助。飛影は記憶力がいいと言う結果もあったんだぞ?」

幽助 「ぁあ、あったな…それがどうかしたか?」

蔵馬 「飛影は、鈴駒の話を聞いていたのにそれを忘れて自分で推測し、さらにその自分で言ったことの意味さえも忘れてしまったのです!!(それにご主人様とか言ってるし(笑))」

幽助 「記憶喪失!?」

飛影 「誰がだ!(怒)」

桑原 「記憶力がいいんじゃなくて悪いんじゃねぇか?」

幽助 「そういや魔性使いチーム戦でお前(桑原)のことも忘れてたよな」

飛影 「それは貴様らもだろう?」

桑原 「てめぇらなぁ!!!(怒)」

飛影 「俺の記憶力が悪いと言うなら、何故生まれたときのことを覚えている?貴様らは覚えているのか!?」

幽助 「それは…ιι」

桑原 「生まれたときのこと!?」

蔵馬 「(三人無視)つまり!今回の議題のまとめは『飛影は興味のあることに対してはものすごく記憶力がいい』逆を言えば『興味のないことに対しては、異変が起こったと思うほど記憶力が悪くなる!』ということなのです!」

幽、桑「おお!!」

飛影 「貴様らぁ〜・・・・・・!!!(怒)(怒)(怒)」

三人 「(…逃げたほうがよさそうだな…)」

蔵馬 「ハッ!?出口や窓がない!!?」

幽、桑「何ぃ!?」

飛影 「ものわかりのいい作者だな・・・・・・」

三人 「作者の仕業だったのか!!」

飛影 「炎殺・黒龍波ぁああああああ!!!!!」

三人 「ぎゃぁあああああああああ!!!!!!!!」

飛影 「議題を考えた作者も同罪だぁああああああ!!!!」

 では!逃げますんで!!(笑)

END

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