幽白の脚本的会議

□脚本的会議5
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飛影の変化について
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幽助 「また飛影の議題かよ!しかも前回とあんま変わってねぇじゃねぇか!」

桑原 「この作者ホントに飛影のこと好きなんだな…恐ろしいくらいだぜ…(汗)」

幽助 「まったくだぜ…!そんでもってドSなんだろ?俺のFANじゃなくてよかった…ι」

桑原 「それにしても蔵馬も飛影も遅ぇよな!」

蔵馬 「俺ならさっきからここにいますよ」

幽、桑「ぅおおお!?」

幽助 「っとに!おめぇらはどっからわいてくんだよ!」

蔵馬 「ところで今日の議題のことですが…」←軽く無視

桑原 「ああ、また飛影のことについてだよ…(呆)」

蔵馬 「さっき作者から聞いたと言うか、カンペで知らされたのですが、飛影の喋る量について話しあえとのことです」

幽助 「飛影の喋る量?(ってか話しあえって…命令かよ!)」

桑原 「(蔵馬の喋り方が社長秘書みたいになってんのは気のせいか?ιι)んなこと言ったってよぉ、あいつほとんど喋んねぇじゃねぇか」

蔵馬 「今はね。でもよく喋っていた頃もあるんですよ(笑)」

桑原 「ホントかよ?」←疑いの目

幽助 「・・・・・・そういや飛影と初めて会ったとき、あいつかなり喋りまくってたよな・・・・・・(ちょっとしみじみ)」

蔵馬 「そうですよね…あなた(幽助)より多く喋ってましたね」

幽助 「それは俺がお喋りだって言いたいのか?」

蔵馬 「(察しがいいな…)そんなこと言ってませんよ(笑)」

桑原 「・・・・・・今日の会議終わったじゃねぇか。飛影のヤローはまだ来てねぇのによ」

幽助 「あぁー…確かに…よっしゃ!帰ってラーメンの下準備でもすっかな!」

蔵馬 「あ、今は出ない方が・・・・・・」

 幽助、ドアを開ける

飛影 「貴様らぁああああああ!!!!(怒)」

幽助 「い!?飛影!?うごっ!」

 飛影、幽助を殴り飛ばして入室

桑原 「う、浦飯…てめぇ、飛影!遅刻しといて何しやがる!(怒)」

飛影 「俺がわざわざ会議に来てやったというのに、貴様らが俺を会議室に入れないのが悪いんだろうが!!(怒)」

桑原 「何言ってやがんだ?」

蔵馬 「(せっかく飛影が入れないようにしてたのに…幽助が開けるからいけないんだ(怒))」

幽助 「な、何がどうなってんだ?」

蔵馬 「…壁が…」

幽助 「俺の心配しろよ!」

蔵馬 「あなたはこれくらい平気でしょう!?壁は壊れたら修理しなくちゃいけないんですよ!?」

幽助 「うっ…!」

桑原 「蔵馬、何怒ってんだ?(汗)」

飛影 「俺を無視するとは、いい度胸だな(怒)(怒)(怒)」

蔵馬 「あなたもいい加減他のリアクションしたらどうですか?」

飛影 「何を…!?(怒)」

幽助 「お前ら一回落ちつけよ!」

 蔵馬、飛影、幽助を睨む

桑原 「いったい何がどうなってんだ!?」

蔵馬 「今回の議題は、飛影がいない方が話が早く進むと思って、俺が、飛影が入れないようにしておいたんです。それを幽助が…(怒)」

幽助 「俺か!?」

飛影 「蔵馬・・・・・・」←ものすごい殺気放ってます

桑原 「ちょっと待てって!蔵馬も悪ぃけどよ、飛影も暴れだすことあんだから、どっちもどっちだろうが」

飛影 「だったら貴様は、わざわざ来てやったのに締め出されても、なんとも思わんのだな!?」

桑原 「そりゃ…怒るに決まってんだろ!」

幽助 「(小声で)そりゃそうだ」

飛影 「それでどっちもどっちだと…?(怒)」

桑原 「いや…(汗)」

蔵馬 「実験は成功しましたよ、コエンマ。壁のことは任せます」

幽、桑「?何言ってんだ?蔵馬」

飛影 「コエンマの仕業か…(怒)(怒)(怒)」

コエンマ「そ、そう怒るでない!(汗)今回の件は、ワシと蔵馬で話し合って決めたことじゃ!ワシ1人の仕業ではないぞ!ιι」

幽助 「(またわいて出た…)話し合ったって、何をだよ?」

蔵馬 「どうやったらあの頃のように、飛影がたくさん喋ってくれるかを話し合ったんだ。その結果、怒らせれば喋ってくれるんじゃないかと」

コエンマ「実験は大成功だったわけじゃ!(小声で)壁は約束どおり蔵馬もちじゃぞ」

蔵馬 「(だからイヤだったんだ、この実験)」

桑原 「そうか…飛影は怒りゃあ喋るんだな(ニヤリ)」

飛影 「ちっ、ふざけやがって…(怒)」

幽助 「何処行くんだよ?」

飛影 「帰る」

桑原 「そういやぁ…なんで飛影は、入れないってわかったときに帰んなかったんだ?」

蔵馬 「それはですね…はっ!いけない!みんな、早く会議を始めるんだ!」

幽、桑「?」

飛影 「ふざけるな!俺は帰る」

コエンマ「飛影、ドSの中には、好きな者ほどひどく扱う者もおるんじゃぞ」

飛影 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・ι」

幽、桑「??」

蔵馬 「とにかく会議始めますよ!」

幽助 「納得いかねぇよ!」

桑原 「そうだぜ!だいたい、会議は終わったんじゃねぇのか?」

飛、蔵「何か文句でも?」

幽、桑「いえ、何も…(汗)」

蔵馬 「まずは、俺と出会った頃の飛影から話しますね」

幽、桑「お、おう…」

飛影 「・・・・・・」

蔵馬 「俺と初めて会った頃の飛影は…そうだな、あまり今と変わらないな」

幽助 「そうなのか?」

蔵馬 「ええ」

桑原 「昔から無口だったんだな」

飛影 「・・・・・・」←何も言うことがない

蔵馬 「昔は早とちりをするという、可愛い面もありましたよ(笑)」

飛影 「本当にゴチャゴチャとよくしゃべる野郎だな」

蔵馬 「おや、覚えてましたか。俺との出会いは興味のあることだったんですね(笑)」←『飛影の異変について』参照

飛影 「口の減らん野郎だ」←意識してないが同じこと言ってる

蔵馬 「(笑)」

幽助 「何言ってるか全然わかんねぇ…」

桑原 「ああ…でも一ついえることはよ、飛影が可愛いなんて絶対にありえねぇ!!」

蔵馬 「そんなことありませんよ」

飛影 「貴様(蔵馬)は昔から甘い奴だったな。だからあんなふざけた野郎(たぶん呂屠のこと)になめられるんだ」

桑原 「これが可愛い?」

蔵馬 「だから言ったでしょう?昔はって」

飛影 「・・・・・・・・・・・・」

幽助 「次は俺と会った頃か?」

蔵馬 「たぶん…どうだ?飛影」

飛影 「そんなことは知らん」

桑原 「(小声で)やっぱし記憶力悪ぃじゃねぇか…」

蔵馬 「とにかく話を進めましょう」

幽助 「そういやコエンマのヤロー、いつの間に消えたんだ?」

飛影 「気づかなかったのか?蔵馬が俺と会ったときの話を始めたときに、こっそりと帰ったぞ」

桑原 「何しに来たんだ、あいつ・・・・・・」

蔵馬 「いつものことでしょう?とりあえず幽助、話しましょう」

幽助 「おう。俺と会った頃は、すっげぇ喋ってたぞ」

桑原 「コイツが?」

蔵馬 「ええ。幽助に会う前、つまり秘宝を盗んでいたときですが、そのときも飛影はよく喋ってました。俺たち(俺と飛影と剛鬼)の中で一番よく喋ってたんじゃないかな」

桑原 「コイツが!?」

飛影 「しつこい野郎だ」

幽助 「また始まったよ…」

蔵馬 「いつものことでしょう(笑)さ、まとめましょう!」

桑原 「まとめるったって、何をだよ?」

幽助 「お前なぁ…会議聞いてなかったのか!?」

飛影 「幽助、貴様はよく寝て寝言を言うが、こいつは起きたままでも寝言を言うんだ」

幽助 「そうなのか!?」

桑原 「んだと、このヤロー!!」

蔵馬 「俺は早く帰りたいんだが…」←殺気放ってます

幽、桑「お、おう」

飛影 「まとめも何も、俺は必要以上のことは喋らん。それだけだ」

蔵馬 「そんなことないでしょう?あなたは、俺と初めて会ったときは今と同じであまり喋らず、秘宝を盗んだときはものすごくよく喋ってました。そして現在、昔のようにあまり喋らなくなった」

桑原 「ってぇことは何か?こいつ(飛影)はその秘宝ってやつを持ってるときだけ、よく喋ってたってのか?」

幽助 「おお!そういえば!」

蔵馬 「そうなりますね」

飛影 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

幽助 「前から思ってたんだけどよ、飛影って戦いのときはよく喋るよな」

桑原 「言われてみれば、確かに…」

蔵馬 「と、言うことで…今回のまとめも『飛影は興味のあるものを持っているときや、しているときはとてもよく喋るが、それ以外ではあまり喋らない』となりますね」

幽助 「お前(飛影)…興味のあるないでかなり変わるんだな」

飛影 「フン。それは貴様もだろう?」

桑原 「またそれかよ!?」

蔵馬 「これもまた『飛影が興味のあること』と言うことで(笑)」

飛影 「・・・・・・いい性格してやがるぜ・・・・・・」

蔵馬 「どうも(笑)」

幽助 「よし!今度こそ帰るぞ!」

桑原 「おう。珍しく今日は、そんなにでかい被害もなかったしな!」

飛影 「フン」

蔵馬 「・・・・・・・・・・・・」

桑原 「じゃあな!」

飛影 「・・・・・・・・・・・・」

桑原、飛影、退室

幽助 「俺も…ん?どうしたんだ?蔵馬」

蔵馬 「幽助、この壁はあなたがぶつかって壊したんだから、あなたが直してください」

幽助 「へ!?」

蔵馬 「それじゃ!」

幽助 「お、おい!ちょっと待てよ蔵馬!」

 蔵馬、ものすごいスピードで帰宅

幽助 「・・・・・・俺にどう直せと?」

 幽助の目の前には、見るも無残に壊された壁の残骸が転がっていた・・・・・・


 END

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