幽白の脚本的会議

□脚本的会議7
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魔界統一トーナメント(躯と飛影)について
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幽助 「……………カッコの中無視していいか?」

蔵馬 「いきなり何言ってるんですか、幽助ι」

幽助 「だってよぉ、また攻撃される気しかしねぇもん、俺」

桑原 「右に同じく」

蔵馬 「それはあなたたちがあの二人にいろいろ言うからでしょう?」

幽、桑「ブーブー」

妖狐 「いいから始めろ」

幽、桑「よ、妖狐!?」

幽助 「それはちっとずるいんじゃねぇのぉ?蔵馬ぁ」

 桑原頷く

妖狐 「盗賊にずるいも何もない。さっさと始めないと魔界のオジギソウに食わせることになるが?」

桑原 「魔界のオジギソウってぇとぉ…」

幽助 「鴉戦のあの気持ち悪ぃ奴か!?」

妖狐 「失礼な奴らだ。この可愛さがわからんとは」

 蔵馬、オジギソウを召喚→ナデナデv

桑原 「そそ、それを俺に近づけるんじゃねぇ!!ιιιιι」

幽助 「わ、わぁったよ!会議始めりゃいいんだろ!」

蔵馬 「わかればいいんです」

幽、桑「(くっそぉ…!!)」

蔵馬 「さて、飛影が躯を呼んで帰ってくる前に、俺たちはこのビデオを見ましょうか」

幽助 「ビデオ?(…飛影は躯呼びにいってたのか…)」

桑原 「どっから持ってきたんだよ、ンなもん」

蔵馬 「そこの議題の紙の上においてあったじゃないですか」

桑原 「ありゃ?」

幽助 「へっへーん!桑原のバァカ!」

桑原 「んだと浦飯ぃ!!テメェだって気づいてなかっただろうが!!」

幽助 「お、俺は気づいてたぜ?ι」

桑原 「ホントかぁ?」←疑いの目

蔵馬 「そんなことはいいから早くビデオ見ましょう」

幽助 「おう!俺様の勇姿とくと見やがれ、桑原!」

桑原 「ズタボロにされる姿の間違いじゃねぇのかぁ?」

幽助 「何をぉ!?」

蔵馬 「二人とも(ニコッ)」←バラの花持ってる

幽、桑「…はいι」

 〜ビデオ鑑賞中〜

飛影『お前とはもう戦わない…』

 飛影倒れる→躯支える

 〜ビデオ鑑賞終了〜

幽助 「なんだよ!俺の勇姿じゃねぇのかよ!」

蔵馬 「当たり前でしょう?議題は飛影と躯についてなんですから」

桑原 「あの飛影が公衆の面前でこんな姿見せたのか…!!」

蔵馬 「ええ」

幽助 「でもよぉ、これで何を話し合えと?」

桑原 「ちょっと待て、ってぇことは何か?また作者探しかよ!!」

蔵馬 「ご心配なく。ちゃんと作者を捕まえて聞き出ておきましたから」

桑原 「(ドSの作者捕まえて聞き出したのかよιι)」

幽助 「(…作者も本場の腹黒にはかなわなかったか)」

蔵馬 「どうしたんですか?二人とも」

幽、桑「べ、別に…」

蔵馬 「そうですか。作者によるとですね」

 飛影、躯入室

蔵馬 「あ、ちょうどいいところにきましたね」

飛影 「何故俺がこんな役を・…ブツブツ」

躯  「飛影はともかく、何故俺まで呼ばれたんだ?」

蔵馬 「議題があなたたちについてだからです」

躯  「俺と飛影について?」

蔵馬 「はい」

飛影 「またくだらん議題を考えつきやがって…」

幽、桑「まったくだぜ」

飛影 「(ムカッ)」

蔵馬 「落ち着け、飛影」

飛影 「チッ」

蔵馬 「それで、議題についてですが…飛影、あなたは魔界統一トーナメントで躯に向かって『お前とはもう戦わない』と言いましたね?」

飛影 「それがどうした」

蔵馬 「それが問題なんですよ」

飛影 「?」

躯  「どういう意味だ?」

蔵馬 「よく考えてみてください」

幽助 「よく考えろって言われてもなぁ…わかるか?桑原」

桑原 「これっぽっちも」

蔵馬 「あなたたちに言った俺がバカでしたι」

飛影 「そんなことはどうでもいい。何が問題なのか早く言え」

躯  「(やけに積極的だな、飛影…)」

蔵馬 「わかりました。(これも興味があることなんだな…)では次、魔界統一トーナメントが開催されたとします。躯、飛影、参加しますか?」

飛、躯「当たり前だ」

幽、桑「(息ピッタリだ(笑))」

蔵馬 「そうなると当然、勝ち進んでいくと二人は当たることになりますね?どちらかが当たる前に負ければ話は別ですが」

飛、躯「!!!」

桑原 「それがどうしたんだよ?」

幽助 「そうか!そういうことか!!」

桑原 「どういうことだよ!?」

飛影 「バカめ」

桑原 「んだとコノヤロォ!!(怒)(怒)」

幽助 「うるせぇよ桑原!(怒)」

躯  「俺も飛影も修行は続けている。当たる前に負けることなどないだろうな」

蔵馬 「話の都合上そう仮定しましょう」

躯  「(ムッ)」

蔵馬 「飛影は完全版幽☆遊☆白書15巻212ページを見てわかるとおり、大会の優勝を狙っています」

飛影 「回りくどい奴め。さっさと結論を言えばいいだろう?」

幽、桑「そーだそーだ」←そろそろついていけなくなってきてる

蔵馬 「わかりましたよιつまり、飛影が優勝するには躯と戦わなければならない、でも飛影は躯と戦うつもりはない。こういう矛盾が生まれているわけです」

幽、桑「おお〜」

桑原 「って浦飯!オメェさっきわかったようなこと言ってたじゃねぇか!!」

幽助 「話聞いてたらわかんなくなったんだよ!!」

飛影 「騒がしい奴らめ」

蔵馬 「まぁまぁ。で、あなたたちはこの矛盾をどうするつもりですか?」

躯  「心配ない」

幽、桑「は?」

飛影 「確かに俺は戦わないと言った。だがそれは『躯を倒すことを目標に』戦うことはしない、という意味で言っただけだ」

躯  「現に俺たちは手合わせという形でなら戦っている」

蔵馬 「そうなんですか?」

幽助 「それじゃあ飛影、お前約束破ってんじゃねぇか!」

桑原 「あぁんないっぱいいる中で抱きつきながら言ったのになぁ!(ニヤニヤ)」

飛影 「だから意味が違うといっている(怒)だいたい、抱きついたわけじゃない!!」

躯  「ちょっと待て、桑原といったな?貴様、人間じゃないのか?」

桑原 「あ?俺は人間だぜ」

飛影 「妖怪よりも妖怪じみた顔をしてるがな」

桑原 「テメェ!!!(怒)(怒)(怒)」

躯  「ならば何故、魔界統一トーナメントのことを知っている?」

蔵馬 「(しまった!!)そ、それは俺が話したからですよιι」

桑原 「?何言ってんだ、蔵馬。さっきビデオ見たじゃねぇか」

蔵馬 「(桑原君のアホーーーー!!ιι)」

躯  「ほう…おい、雷禅の息子。お前は大会の主催者だ、ビデオを撮っていればそれはお前が管理するはずだな」

幽助 「そうなのか?ん?でも待てよ、俺ビデオ撮ってたなんて聞いてねぇぞ?」

桑原 「おいおいしっかりしろよ浦飯…?…ってぇとぉ…じゃあさっきのビデオはなんなんだ?」

飛影 「そういうことか、蔵馬」

蔵馬 「はい?ιι」←逃げようとしてた

躯  「大会の主催者も知らないビデオ、か…面白そうだな、蔵馬」

蔵馬 「ハハハ…」

躯  「いい機会だ。俺たちの修行の成果を見せてやろうぜ、飛影」

飛影 「くくく…そうだな」

蔵馬 「遠慮しておきますよιι」

飛、躯「問答無用!!」

妖狐 「素直にやられるほど甘くはない!!」

飛影 「ほう、妖狐か」

躯  「だが俺たち二人を相手に何処まで持つかな?」

幽、桑「(…今回は何も知らなくてよかった…ιιι)」


〜霊界〜

ぼたん「あ〜あ〜また会議室壊されちゃいましたねぇ、コエンマ様」

コエンマ「他人事のように言いおって…(怒)」

ぼたん「それにしても蔵馬ったら、桑ちゃんや幽助に盗撮ビデオだって言っておけば、一人だけ狙われることなんてなかっただろうに…蔵馬も失敗することってあるんですねぇ」

コエンマ「…ぼたんよ…ιι」

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