幽白の脚本的会議

□脚本的会議10
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飛影の歌について2
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蔵馬「ホラ飛影、あなたが歌わないからまたこの議題になっちゃったじゃないですか!」

飛影「オレの知ったことじゃない」

雪菜「飛影さん・・・やっぱりご迷惑だったんじゃ・・・」

桑原「そんなことないですってば、雪菜さん!!」

幽助「だぁもうホント、いい加減歌っちまえよ、飛影!」

桑原「そうだ!!カラオケ行こうぜ!!」

蔵馬「それはいいかもしれませんね」

飛影「からおけ?なんだ、それは」

雪菜「私も知りません・・・」

幽助「行けばわかるって!!」

桑原「よっしゃ!!」

桑、幽「Let'sら カラオケ!!」


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


蔵馬「フリータイムの五人でお願いします」

桑原「よっしゃ!歌いまくんぜ!!」

幽助「待て桑原!飛影が歌わなきゃ意味ねぇだろうが!」

飛影「オレは歌わん」

蔵馬「雪菜ちゃんたってのお願いなのに・・・」

飛影「貴様・・・」


 桑原熱唱中―・・・曲終了


雪菜「まぁ、歌の中にまで登場させてくださるなんて。ありがとうございます、和真さん」

桑原「いえいえ〜!!これくらい雪菜さんへの愛があれば当然のこと!!」

雪菜「????そうですね」

幽助「あー桑原の恋って大変だよなー」

蔵馬「ものすごく人事ですね」

桑原「ホラよ、飛影。お前の番だ」

飛影「!!オレは歌わん」

 視線上のアリアのイントロが流れる
『パァッ♪』

飛影「♪みくびるーなこのPowerー♪あさーはかーなーものーたちよー♪」

 飛影熱唱中―・・・

桑原「飛影が・・・反応早ぇ!!」

幽助「超熱唱じゃねぇか・・・」

蔵馬「マント脱ぎ捨てた・・・イスの上立ってるし・・・」

雪菜「飛影さんは歌がお好きだったんですね!」

飛影「♪愛も口には出さないー♪」

 飛影熱唱―・・・終了


雪菜「飛影さんの歌、とっても素敵でした!!」

飛影「・・・(しまった・・・orz)」

蔵馬「よかったですね、飛影(ニヤニヤ)」

幽助「雪菜ちゃんのためにもう一回くらい歌ったらどうだ?(ニヤニヤ)」

飛影「もう歌わん・・・

桑原「次は浦飯だぜ!」

幽助「お?おお!」


 カラオケ終了―・・・

蔵馬「さて、じゃあ本題に入りましょうか」

桑原「本題?」

幽助「なんだっけか?」

蔵馬「飛影の歌についてですよ!!」

雪菜「とても素敵でした♪」

飛影「・・・・・・・・・・ιιιιιιιιι」

蔵馬「とにかくですね、飛影の歌の歌詞に、『愛も口には出さない』とありましたね?」

幽助「ああ、あったな・・・」

桑原「それがどうしたんだよ?」

蔵馬「思い出してみてください。『脚本的会議2』の議題『愛という感情について』で、飛影は愛を知らないといっていましたね?」

桑原「!!」

幽助「確かに!!」

蔵馬「しかし、実は飛影は愛を知っていた!!つまり!!あの告白は本物だったってことです!!!!」

幽、桑「おおおおおお!!!!!」

雪菜「?????」

飛影「・・・・・・蔵馬・・・・」

蔵馬「はい?」

飛影「オレが愛という感情を知ったのはあの会議後だ。貴様にだまされたあの会議のな」

蔵馬「だましたなんて人聞きの悪い!オレは本当のことを」

飛影「雪菜、こっちへ来い」

雪菜「?はい」

幽、桑「(なんかいやな予感が・・・)」

飛影「お前はいい子だ。これからオレが害虫を払ってやろう」←優しい表情で雪菜の頭に手をのせながら言う飛影

桑原「てめっ・・・!!飛影!!雪菜さんから離れ」

飛影「邪王炎殺・・・」

幽助「オレは関係ねぇええええええ」←幽助逃走開始

蔵馬「逆恨みはよくないですよ、飛影!」←すでに逃げ始めてる蔵馬

桑原「あ!おい!テメェらいつの間に!?」←逃げ遅れた桑原

飛影「逃がしはせん・・・!!!!黒龍波ぁああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!」

三人「ぎゃああああああああああ!!!!!!!!!!!街中で撃つなぁああああああああああ!!!!!!!」

雪菜「あの、飛影さん・・・ιι」

飛影「大丈夫だ、あの程度でくたばるほど害虫は弱くない。だからこそ迷惑なんだが・・・」

雪菜「そう、ですか・・・ιιι」

飛影「今度はお前の歌を聞いてみたい」

雪菜「あ、はい!!」



 (ある意味)最強兄妹伝説誕生!

END
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