幽白の脚本的会議

□脚本的会議1
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飛影と蔵馬の歌について
――――――――――――――――――――――――――――――

飛影 「…?何のことだ?」

蔵馬 「“WILD WIND”のことじゃないか?」

幽助 「ああ、お前ら二人で歌ってるヤツか」

蔵馬 「ええ、まあ…(議題が議題なだけに…)」

桑原 「そういやお前らって…」

蔵馬 「なんですか?」

飛影 「言え」

桑原 「いや、二人で歌ってる曲多いよなあ…って思ってな」

幽助 「そういえば…“Dark Side Stories”も二人で歌ってるな!」

桑原 「だろ!?」

飛影 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

蔵馬 「そうかな?」

桑原 「そうだよ!だいたいよぉ!“EYE TO EYE”は俺ら三人で歌ってんじゃねぇか!なんで一箇所俺だけのけ者にして二人でデュエットしてんだよ!!!(怒)」

幽助 「(俺は歌ってすらいねぇ…(泣))」

蔵馬 「それはですね、俺たちが歌ったあと、桑原君が入ることによってさらに盛り上がるからですよ」

桑原 「そうか!それならいいんだけどよ!」←めっちゃ嬉しそう

飛影 「蔵馬、うそはよくない」

幽助 「うそ?」

桑原 「どういうことだよ?」←ちょっと不機嫌

飛影 「本当の理由はそうではないということだ。少なくとも蔵馬は心にもないことを言った(と思う)」

桑原 「何ぃ!?じゃあ本当の理由ってのを言ってみろよ!」

蔵馬 「それは……ιι」

飛影 「フン、そんなもの決まっている」

桑原 「な、なんだよ!?」

飛影 「フッ…やはり貴様にはわからんか」

桑原 「だからなんだってんだよ!!!(怒)」

幽助 「俺も知りてぇ(なんとなく予想はつくけど…)」

蔵馬 「たぶん飛影はとても失礼なことを言おうとしてますよ…ι」

桑原 「失礼なことだと!?」

飛影 「失礼なことじゃない。事実だ」

桑原 「だからさっさと言えっつってんだろ!!」

飛影 「貴様が夢の中のライブで、カンニングペーパーを見ているにもかかわらず三回も間違えたからだろう?製作者も大変だな」

  しばしの沈黙・・・・・・・・・・・・

幽助 「(飛影がカンニングペーパーっつうとなんか違和感が…)」

蔵馬 「(飛影カンニングペーパーなんて何処で知ったんだ…?)」

桑原 「んだとこの野郎ぉおおおおおおお!!!!!(怒)(怒)(怒)(怒)」

飛影 「貴様が間違えたのは事実だ!」

桑原 「だからってなあ!!言っていいことと悪いことがあんだろうがよ!!!!俺だって傷つくこともあんだぞ!!」

飛影 「少しは現実を見たらどうだ?」

幽助 「(ちょっとかっこいい…)」

蔵馬 「まぁまぁまぁまぁ、二人とも落ち着いて!」

飛影 「興奮しているのは桑原だけだ」

桑原 「てめぇええええ!!!(怒)(怒)(怒)」

幽助 「おめぇら二人ともいい加減にしろよ!会議のたびにケンカしやがって!!そのうち俺も怒るぞ!?」

飛影 「・・・・・・チッ」

桑原 「(ヤロー…いつかしめる!)」

蔵馬 「まぁケンカするほど仲がいいとも言いますけどね(笑)」

飛、桑「なにぃ!?」

幽助 「だぁかぁらぁ!!」

飛影 「だったらお前はわかるのか?神父と牧師の違…」

蔵馬 「(飛影の言葉を遮り)飛影、何も“君のハートは忘れない!”を再現しなくてもいいんだぞ?(今日はいつになく“君のハートは忘れない!”にこだわるな・・・・・・)」

飛影 「うっ・・・・・・(////)」

幽助 「それに『だぁかぁらぁ!』っつったのは、ぼたんだろ?」

蔵馬 「イヤ、その前にセリフが違いますよ・・・っじゃなくて!今日の議題は俺と飛影の歌についてでしょう!?」

三人 「(そうだった…)」

蔵馬 「まったく…いつも議題からずれるな…(怒)」

幽助 「(小声)今回(議題に戻りかけてたのに)変えるきっかけ作ったのって蔵馬だよな?『ケンカするほど仲がいい』とか言って」

桑原 「(小声)ああ…確かに…」

蔵馬 「何か言いました?(笑)」←手には薔薇の花が!

桑原 「な、何も言ってないよな!なぁ、浦飯!?」

幽助 「あ、ああ!」

飛影 「(バカが二人・・・・・・)」

蔵馬 「とにかく、話を元に戻しましょう!他に何かありましたか?」

幽助 「あ!!」

桑原 「どうした浦飯。買い忘れでもあったか?」

幽助 「ああ、大根を…って違うだろ!俺は別にここに買い物しに来たわけじゃねぇ!!」

蔵馬 「バカなコントはいいですから早く話してください。ね?」

 蔵馬薔薇を取りだす(すんっばらしい笑顔で)

幽助 「あ、ええと…そうだ!お前ら “見えない未来へ”でも二人だけで歌ってるとこあるよな!しかも二箇所も!!(あぶねぇ、あぶねぇ…また死ぬとこだったぜ…!)」

桑原 「言われてみれば、確かに…!」

飛影 「(珍しくちゃんと議題に戻れたな…)」
↑もはや見てるだけの飛影さん(笑)

幽助 「二人で歌いすぎなんじゃねぇのぉ?」(怪しい笑顔)

桑原 「他にもまだあったりしてな」(さらに怪しい笑顔)

蔵馬 「さぁ…?」

桑原 「さぁ…ってお前らが歌ってる曲だろぉが!なんでわかんねぇんだよ?」

飛影 「知らないものは知らないんだ!!悪ぃか!!?(怒)」

幽助 「なんでいきなりきれんだよ!?(汗)」

飛影 「きれてなどない。作者が一キロ先でカンペとやらに書いている言葉を読んだだけだ」

  ハチマキ(?)の下で邪眼が光る

蔵馬 「はい、双眼鏡(飛影って意外と役者だな…)」

幽助 「お、おう…ぁあ!ほんとだ!!」

桑原 「(ほんとだって…見えんのか?…ってか蔵馬はどっからだした、その双眼鏡…ιι)」

幽助 「(それにしても飛影のヤツ…邪眼があるからって作者にいいように使われてないか…?)」←飛影をチラ見する

飛影 「…?何だ?」

蔵馬 「とにかく話を元に戻しましょう!」

桑原 「まあなんにしろ、勘弁してくれよぉ?男同士でラブラブだなんてよ!気色悪いったらありゃしねぇぜ!」

飛影 「貴様に言われたら終わりだな」

蔵馬 「飛影…それより俺と飛影がラブラブだなんて、そんなことないですよ!ねえ、飛影!?」

飛影 「フン、くだらん!だいたい…」

三人 「なんだ?」

飛影 「‘らぶらぶ’とはなんだ?」

 三人、軽くずっこける

幽助 「…言うと思ったぜ(苦笑)」

桑原 「ったく、おめぇはそれしか言えねぇのかよ!?」

飛影 「何…!?(怒)」

蔵馬 「まぁまぁ。しょうがないですよ、飛影は人間とはあまり関わりがありませんから」

飛影 「フン!」

桑原 「ちょっと待て!俺は人間だぞ!?」

蔵馬 「(桑原無視)いいか?飛影。‘ラブ(LOVE)’というのは‘愛している’という意味なんだ」

幽、桑「へぇ」

蔵馬 「(この二人は…(呆れ))」

飛影 「ということは…」

三人 「…?」

飛影 「俺と蔵馬は愛している愛している?」

 三人、再び軽くずっこける

蔵馬 「イヤ、二回‘ラブ’と言っているからといって、日本語訳まで二回言わなくてもいいんだ(苦笑)」

飛影 「そ、そんなこと知っている!少しふざけてみただけだ! (////)」

幽、桑「(コイツぜってぇ知らなかったな…)」

 幽助、桑原、あきれ顔で飛影を見る

飛影 「なんだ、貴様ら!」

幽助 「(小声で)飛影のこと、からかってやろうぜ!」

桑原 「(小声で)ああ。俺も考えてたとこだ!」

幽、桑「別にぃ〜?(ニヤリ)」

蔵馬 「二人ともいい加減に…」

飛影 「(蔵馬遮り)俺にケンカを売る気か…?」

桑原 「誰もケンカなんか売ってねぇぜ?なぁ!?(ニヤニヤ)」

幽助 「そうそう!!(ニヤニヤ)」

蔵馬 「だからいい加…」

飛影 「(再び蔵馬遮り)…俺にケンカを売って生きていられると思うなよ…!(怒)」

 飛影、額のハチマキ(?)をとる

幽、桑「飛、飛影…さん…?」←敬語になってる

飛影 「跡形もなく燃やして殺(や)る…!」

幽助 「ちょっ!ちょっと待て!話せばわかる!」

桑原 「無駄だ浦飯!話してわかるような相手じゃねぇ!」

飛影 「炎殺・黒りゅ…」

妖狐 「…俺をおいて話を進めるとは…いい度胸だ!」

幽、桑「よ、妖狐ぉおおお!!?(なんで出てきたぁ!?)ιιι」(イヤイヤι)

桑原 「う、浦飯!お前が二人をとめてこい!!」

幽助 「な、何言ってやがんだ桑原ぁ!!」

桑原 「お前魔族だろ!?だったらとめられんだろおが!!!!」

幽助 「それとこれとは話が…」

飛影 「フン、おもしろい…一度手合わせしたいと思っていたところだ!」

幽、桑「飛影!!?(何がおもしろいんだ!?)ιιιιιιιι」

飛影 「くらえ!炎殺・黒龍波ぁああああああ!!!!!」

幽、桑「ちょっ…まっ…お!!」←焦りすぎてて言葉にならない

妖狐 「望むところだ!!」

幽、桑「(望むなぁああああ!!!!)」
↑声に出すと標的にされそうなので声に出せない二人


〜霊界〜

コエンマ「あいつら(飛影と蔵馬)…今日の議題は飛影と蔵馬の歌についてだというのに、当事者達がケンカしてどぉするんじゃ…ιι」

ぼたん 「あの四人にケンカせずに会議をやれって言うのは、あたしゃ無理なことだと思いますけどねぇ(笑)」

コエンマ「笑っとる場合ではない!ああああああ!!!!また会議室がぁあああ!!!!!!イヤ!それよりも、街を壊すなぁああああああ!!!!!!!!!!!!」

その後会議室は、黒龍を食った飛影と妖狐になった蔵馬の手によって、いつも通り跡形もなく壊され、さらにその周辺の住宅にも被害が及び、コエンマの叫び声が霊界中に響き渡ったそうな・・・・・・

請求書(コエンマ宛て)
そこにはとんでもない金額が!
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