想い重なり



2019.1〜
何となく流れていってしまう日常の時間。
現実から離脱して、巡らせた想いを書き留めます。

◆家族 

私にとって家族とは
安心できる
帰るべき場所だった
守ってもらえる
甘えられる
子どもだった私

これからの家族は
守るべき人
守るべき場所
大切なのは変わらないけど
大人としての責任があり
甘えてはいられない
でもきっと同じく
安心して帰れる場所
守りたいもの

<自問自答> 2023/05/14(Sun) 23:48 

◆10年〜7年前のこと 

私なんてきっと
過去のほんの一部

もう忘れてる人もいるでしょう

もうみんな、大人になって
今を生きているのでしょう

私も
あの時とは違う人みたいに
違う場所で
違う生活をしている

それでも
私はあの頃と
変わっていないと思う

少し若かったけど
たしかに私があそこに居た

力不足だった
でも
私にとっては
必要な出会いだった

私の人生で
最大の大切な時間だった

感謝しかない

<過去を想う> 2023/05/09(Tue) 19:13 

◆三月の句@ 

卒業の子ら送り出し泣いた夜


三月の晴れてドライブ眠る吾子

初めての春風浴びて吾子くしゃみ

お食い初めの蛤の香よ吾子ぽかん

夜泣きして抱っこゆらゆら春の闇


春昼や寝転び仰ぐ雲眩し

まだ慣れぬ街は霞に包まれて

春光や腕まくりして窓掃除

春昼や捨てれぬきっと着ない服


十二年前の日記を読む三月

三月や思い出せない景色思う

やるせなさに立ち止まる鐘霞む午後

まだ浅き春よ三月の黙祷

<俳句練習中> 2023/03/10(Fri) 19:56 

◆二月の句D 

日永し母にかなわぬ腕相撲

新しき実家の風呂に春の風

母歩く健診迫る春の夕

春の夜に母と別れし猫を保護

義母のスマホデビュー待受に椿


春浅し閉じては開く育児書よ

吾子抱いて歩く二月の向かい風

早春の風に負けじと子守唄

吾子眠り静かに眺む春の雲

眠る吾子そっと頬張る桜餅


三月も間近の朝の深呼吸

冴返る朝は靴下二枚履き

焼きたてのパン買う列に日暖か

郵便局ついでにぶらり春探し

晴れ空の淡き青かな二月尽


ルームランプの消し忘れ悔やむ春

<俳句練習中> 2023/03/02(Thu) 21:58 

◆二月の句C 

無愛想な二月の風や日沈む


雪とけて光る川面の青ゆらり


朧月ベランダに出て深呼吸


春の日の孫に微笑む父のシワ


春寒し猫の温もり残るひざ


さっきまで晴れていたのに春の雪


吾子眠り静まり返る春の宵


香り立つ春の苺の特売日


はいポーズ雛壇前に皆揃い


泣き止まぬ吾子よ初節句の写真

[追記] (2023/02/21(Tue) 21:52)

<俳句練習中> 2023/02/21(Tue) 21:52 

◆二月の句B 

〜初春〜

冴返る夜のコーヒー明日は晴れ

花々を映すテレビや春炬燵

一本の野梅や雨の帰り道

ひんやりと二月の朝の白き月


〜こども〜

すくすくと日々重くなる吾子の春

不揃いの前髪ふわり春の風

淡雪や吾子のほっぺの涙跡

春の日や箸の袋の紙相撲


〜受験・卒業〜

受験生見て襟正す朝の駅

入試終えバスを待つ目は凛として

卒業の点呼は背中押すように


〜バレンタイン〜

春雪の夜に日本酒チョコレート

香るチョコ夫と食べる二月の夜

愛の日やほろりほろりと粉砂糖

<俳句練習中> 2023/02/16(Thu) 23:18 

◆二月の句A 

帰路につく夫のメール鰆焼く


春愁や晴れと曇りの間の日


春の夕いつもと違う道選び


春の夜や吾子の寝息に耳を立て


朝霞あの先にあるはずの山


すれ違うチョコの香二月の女の子


昼寝中黙っておくれ春北風よ


早春の風フカヒレの天日干し


しじみ汁再現できぬ祖母の味


泣きじゃくる吾子や止まない春吹雪

[追記] (2023/02/12(Sun) 18:21)

<俳句練習中> 2023/02/12(Sun) 18:21 

◆Life 

生きづらいね

皆が自由に
競争してお金を稼ぐ

心の豊かさが
大事にされない社会

これからもっと
生きにくくなるんだろうか

ああ
どうか

あなたの未来に
幸せがありますように

生きにくさに負けないで
たくましく
花開きますように

[追記] (2023/02/09(Thu) 22:33)

<未来を想う> 2023/02/09(Thu) 22:33 

◆二月の句@ 

〜晩冬〜

冬萌の道やパンプス新調す

粉雪や街の灯見えぬ夜明け前

クラス写真撮りし屋上冬うらら

雪雲の朝日遮る町白く

節分やエアコンはまだフル稼働

給食の福豆見つく靴裏に


〜初春〜

パステルの服を広げる二月かな

春めきて手に取る旅行雑誌かな

凝る肩を揉みて長湯す余寒かな

浅き春まだ手放せぬ裏起毛

穏やかな午後のラジオは春歌う

春寒の暮や郵便受けは空

初めての雛飾る日は皆笑顔

[追記] (2023/02/06(Mon) 22:49)

<俳句練習中> 2023/02/06(Mon) 22:49 

◆一月A 

日向ぼこ窓を背にして深呼吸


抱く吾子のくしゃみを浴びる散歩道


日向ぼこ十年前の歌を聴き


週末の一人沢庵かじる晩


ベビー服居間に干す夜の虎落笛


春を待つ子の目に光る探究心


穏やかな吾子の寝顔や冬終る

<俳句練習中> 2023/02/01(Wed) 14:38 

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