新選組史跡ガイド
□京都
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原田左之助住居跡(京都市下京区)
鎌屋町付近
元治2(1865)年3月中旬頃、新選組幹部・原田左之助は、現在の京都市下京区堀川通仏光寺東入ル喜吉町に
暮らす、菅原マサと祝言を挙げた。
ふたりは新選組屯所(西本願寺)近くに家を借りて暮らしたといわれ、慶応2(1866)年には、長男・茂が誕生。
原田は、新選組が京都で活躍していた時に結婚した唯一の隊士で、原田一家が暮らした家の住所は、京都市下京区醒ヶ井通七条下ル鎌屋町といわれている。
しかし、堀川通りが拡張されたため、醒ヶ井通りは現在の堀川通りの少し西寄りだと推測され、堀川通木津屋橋上ル西側付近のあたりは「鎌屋町」という町名であり、当時の名残を残す。
原田左之助の住居はこのあたりか。
■住所:京都市下京区堀川通木津屋橋上ル鎌屋町付近