新選組史跡ガイド

□会津
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阿弥陀寺
(会津若松市七日町)





藤田五郎(斎藤一)の墓


墓石側面


御三階


戊辰戦役東軍殉難者の慰霊碑


 ここには「麟閣」と同様の理由で、明治3年に城から移築された「御三階」があることで有名。
御三階は密談などに使われたといわれる三層(内部は四層とのこと)の楼閣で、一時は阿弥陀寺の本堂として使われていた(現在は隣に本堂)。

斎藤一(山口次郎、藤田五郎)の菩提寺で、殉難者慰霊碑の一角をさりげなく借りるようにして、他の檀家の墓とは明らかに一線を画した形で、藤田家の墓がある。
斎藤一は「如来堂で戦死」とされていたため、戦後は別人として活躍できたのだが、会津の人達は正体を知っていて秘密を守り通したのであろう。

戊辰戦役東軍殉難者の慰霊碑」があり、その殉難者の中には新選組隊士も含まれている。
東軍殉難者の埋葬が許可された後、阿弥陀寺には大きな穴が掘られて、風霜にさらされていた遺体が城下各所から運ばれたそうだが、あまりの遺体の多さ(1281柱)に穴が足りず、小山のようにうずたかく積み上がったという。それでも足りずに、さらに長命寺にも墓(145柱)が作られたという。




■住所:福島県会津若松市七日町4-20
■I:0242-27-7445
■吹Fオ10台
■交通:
シ^JR「会津若松」駅から嘯ワちなか周遊バス「ハイカラさん」で9分
ス七日町駅前からすぐ。





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