ディスティニークロスロード

□第5章 真美の家へ遊びに
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 第5章 真美の家へ遊びに

 「ファイトー」和真が声を出し部活に気合を入れる。今日でテストが終わったので、部活が再開したのだ。

昨日、真美という同い年の少女が友達になったが、今日はテストが終わって部活が始まったので、明日の土曜日に行くと、この前聞いたメールアドレスに送っておいた。

ちなみに、部活動は和真がバスケットボール部で祐樹がテニス部だ。とにかく今は部活動に集中しよう。

 部活動が終わり、学校を出ると祐樹が待っていた。一緒に帰りながら明日遊びに行く真美の家に行くことについて楽しみにしながら話している。

だが祐樹は真美について気になることがいろいろあるそうだ。「たとえば真美は日本人だけど、イギリス人のハーフだから。イギリスの名前があると思っているんだ。」「あー、言われてみればそうかも。」確かにと和真があいづちをうつ。

祐樹はまだまだいろいろ考えているようだ、頭がいいだけに疑問をいろいろ持っている、少しついていけないかな、俺そんなに頭良くないし。

と和真は思った。祐樹が何を考えているのだろうか。そんなことを考えながら。2人は家に帰って行った。

 翌日。二人は、今回は自分のペースで山道を登る。自転車だから大変だ。

神社が見えた真美の家はその神社のお向かいだ。真美の家のガレージに自転車をもし車が帰ってきても邪魔にならないように置いた。

ピンポーン「ごめんくださーい。」するとガチャとドアが開いた。

「いらっしゃい」と真美が出てきた。「こんな山奥の家まで来るの大変だったでしょ。あがって。」と真美が奥へ行ったので、和真と祐樹がついていった。

そこには、真美が僕たちのために用意くれたのだろうか。オレンジジュースとお得意のお菓子であろうクッキーが置いてあった。

クッキーが好きなのだろうか。この前よりたくさんのクッキーが作ってあった。3人で食べきれるかな、そんなことを和真は思いながら腰をおろした。

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