ディスティニークロスロード

□第7章 衝撃の真実
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   第7章 衝撃の真実

 今日は学校、部活もある。今日は無理かな。そう思っていた和真は、いつも祐樹と待ち合わせする、電柱で待っていた。

学校へ登校するところだ。朝部活が二人ともあるので、朝早くから来ていた。「来たぞ。」という声と同時に祐樹が来た。

「めずらしいな俺より遅いなんて」「まあな」二人は自転車をこぎながら、学校へ向かった。
 
「キーンコーンカーンコーン」チャイムが鳴り一日の授業が終わった。そしてSTの途中に放送が入った。

「今日は急な職員会議がありますので本日の部活動は、休みとなります。もういちど繰り返します。今日は急な職員会議がありますので本日の部活動は、休みとなります。これで放送を終わります。」

STが終わり和真と祐樹が集まり和真が「今日真美の様子見に行かない?この前のことも気になるし。」「じゃあ俺がメールしてみるよ。」「…………どう?」

「大丈夫みたい、あと真美の両親もいるみたいだよ。挨拶もできるね。」「よしじゃあ行こうか。」

「えっ?もう。」「とーぜん」(まぁいいか)「じゃあ行くか。」そうして二人は真美の家へ向かった。

 二人は真美の家についた、ガレージを見ると車が二台止まっていた。「やっぱり、両親の車があるね。」

「車が出るかも知れないから邪魔にならないようにしまえよ。」「わかってる」和真がそう返し二人は自転車を置き玄関でインターホンを押した。

「はーい」と金髪の女性が出てきた。真美の母親だ。「初めまして中西祐樹と申します。こちらは本多和真、自分は真美さんの友人です。真美さんの様子をうかがいに来ました。」

「どうもご丁寧に。話は聞いています。どうぞこちらに。」案内され、ついたのはリビングそこには真美と父親がいた。

机にはクッキーも置いていた。「ようこそ、よく来てくれましたね。どうぞ腰をおろしてください。」

祐樹が「じゃあお言葉に甘えて。」と答え二人は、椅子に腰かけた。母親もやってきた
「では両親を紹介したいと思います。母のクライム・レアネードと父の星川清一です。」
「どうも真美の父親の清一です。」「真美の母親のクライムです、よろしく」「中西祐樹ですこちらこそよろしく。」
「本多和真です。よろしくお願いします。」すると祐樹が「ところで伺いたいことがあるのですが。」

「何でしょう?私ですか?清一さんですか?」「清一さんに聞きたいのですが、あなたは生粋の日本人ですか?外国人の血が流れていませんか?」

「いいえ、日本人です。ですが何か?」「ではなぜ真美さんが金髪なのですか?」

「なぜそう思うのかね。」「遺伝子的にありえないからです。黒髪の遺伝子と金髪の遺伝子があっても、黒髪の遺伝子が優性遺伝子だから黒髪になるはずなのです。」

それを聞いた、和真と祐樹以外の3人の表情が変わった。「あと、神社に鍵を取りに行ってくれた時、足跡が自分達が倒れたところで平行に前後が変わっていました」

「さらに、先日真美が飲んでいた薬あの色の濃さとそれを飲んだ後の真美の唇の色。
それを推測すると瓶の中は薬ではなく、血ですね。」

「この3つどう説明できますか。」すると、清一が笑ってこう告げた。「はっはっは、あなた逹なら真実を話していいでしょう。真美から聞いていますからね。」

そうして清一は信じられないような事を言った。
「私たちは妖怪です。」和真は何が何だかわけがわからなくなった。しかし祐樹は全く動揺しなかった。

「特別な人だとは思っていました。」そうして祐樹は、この真実を受け入れた。

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