□アップルジュース
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無我夢中で走る


「…もう…大丈夫だよな?」

さっきの腐臭を思い出して

「おぇぇっ」

吐き気がするとにかくシルヴィア達に気付かれないように素早く木に登る

「すーは…すーは…」

深呼吸をしてスッキリさせる

「あ゛〜気持ち悪ぅ゛」

俺の鼻さえおかしくなるあいつ等料理下手なんだな!!絶対

「クンクン…ヴォエ゙ッくさっ」

シルヴィア達が近づいて来たんだろう腐臭がただよう

「ここでじっとしとけば見つからないだろ…」

ところが

<ミシミシ…>

「ミシミシ?」

    バキッ

「うわぁぁあ!?」

すたんと綺麗に着地をすると…シルヴィアがいた

「さぁー観念しなさいアポロ」

「嫌っ…嫌だっ!」

「アポロ大人しく食べましょ?」

「そうですよアポロ君」

「まだ沢山あるから」

「うわぁぁぁぁあっヤメロォォォォ!」

両腕は麗花、つぐみ両足はクロエ、シルヴィア

それで、今俺に食べさせようとしている奴は…

「はーいアポロあーん」


ピエールだっ!!

「ぎゃぁあぁぁぁ!ピエールの裏切り者ー!」

俺は暫く食中毒を起こした





    〜end〜
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