銀魂 短編夢
□無意識
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「・・・オイ、なにしてんだクソチャイナ。」
「う、うっさいネ。なんでもないアル。」
無意識
神楽は明らかに何かを隠している様子だった。
ドSの総悟にとって、それはとても興味深いものだった。
申し遅れたが、ここは神楽がほぼ毎日のように遊びに来る公園である。
神楽はいつものようにここで定春と一緒に遊んでいたのだが、不注意で階段から落ちて怪我をしてしまったのだった。
そこへ仕事中の総悟が通りかかり、今のような会話になったのだ。
「なんでもないわけねーだろィ。」
「なんでもないったらないネ!とっとと消えるヨロシ!」
―――(キラリーン)
「なんでもねぇんだな?じゃあいつものようにバトルといきやしょう。」
「!!の、望むところネ!」
そして、総悟は刀を、神楽は傘を構えると、お互いは勢いよく飛び上がった。
「うらァアアァアァァ!!!」
「ほあちゃァアアァアァァ!!!」
―――ガキーン!!!
もの凄い金属音があたりに響き渡る。
しかし
「ッ!!」
神楽は手首を掴んでそのまましゃがみこんでしまった
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