〜御品書 壱※ネタバレ目次※

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〜御品書 壱 〜御品書 弐 〜御品書 参 〜御品書 肆 御飯を食べる

51.お前の中に映るもの
剣心左之助の闘い予測し通勤路を川沿いに変更やがて遭遇。離れて覗くが怖くてしゃがむ。その場にいた斎藤に見つかり追い払われ一時帰宅の夜に事情聴く。左之助負傷し運ばれた。緋村見張ってたか聞く。左之助との出会い永倉が一緒の時と告白。「左之助」呼びに反応。誰にでも優しい夢主は認める。焼きもちから荒い口づけ。包帯だらけの左之助出現、赤べこでは初遭遇、原田の姿を重ねて涙ぐむ。未亡人の勘違い知る。喧嘩屋やめる発言。沖田刃衛と出会うが斎藤に泳がせていると言われ追えず。
「抜刀斎を張っていたかどうかは、お前には関係ない」(そこまで親しいとは知らんぞ)「肩を持つな」「背中の悪一文字は俺に喧嘩を売っているのか」「向こうは俺の存在を知らんだろう」「俺の家内だ」

52.訊ね石
無銭の左之助赤べこ入店前に引き止め。首に斎藤が付けた吸い痕、左之助見つけるが男じゃないだろうと。金の当てを思い付き去る。赤べこには薫、剣心の居候聞き出す。川沿い共に帰り蛍の話、5月14日を思う。斎藤は帰宅するが朝早く出る日が続き顔見れず。紙に質問と丸バツ書き丸い石置いて蛍の存在、寝顔に話しかけているか訊く。起こしてはバツ、だが結局起こしてもらい朝の時間「破落戸に絡まれるな」。薫が赤べこへ来たが剣心を案じて元気が無い。詳しくは聞けぬまま薫帰る。帰り道小川で刃衛に遭遇、沖田総司の存在で脅されお前も気を付けろと忠告。斎藤沖田やって来て刃衛去り斎藤が追う。沖田に蛍探しに来た事、やがて斎藤が京都へ行くことを告白、僕を頼ってと告げられる
「破落戸に絡まれるんじゃあないぞ」(浮かんだ若造に苛立ち)(嫉妬の色は消えていた)

53.芽生えるもの ※R18
刃衛の恐怖残る。沖田屋敷に泊まり壁の土方に話しかける。深夜斎藤帰宅沖田と会話、刃衛の標的は沖田から緋村に、夢主周りの男の影案して沖田に笑われる。夢主抱えお姫様抱っこの呼び名笑う。自宅で目覚め斎藤と刃衛・抜刀斎・幕末話。自分と斎藤の幕末の違いを実感。「緋村が好き」に焼きもち。お前の知る緋村と俺の知る抜刀斎は違う、自ら見極める宣言。刃衛、これから起こる出来事が怖いと告白。心も体も互いの良い所を褒め合い確かめるよう抱き合い芽生える何か、愛を確かめ合う
「焼きもち妬きなのを知ってて随分煽るな」「自覚なしか」「俺は相当な焼きもち妬きだ」

54.伝言
黒笠事件終わり皆無事と斎藤から報告、別れて剣心に会い河原で刃衛からの沖田話、夢主刃衛遭遇、小萩屋事件での刃衛、薫達への想いなど。どこまで知ってるか聞かれ剣心が心から笑えるまでと。剣心、夢主の尾行出来ない。帰ると門前に斎藤、武田邸の話を夢主に伝えず。噛まれた?強い吸い痕。赤べこに薫、剣心が家を空けがち左之助とつるんでる、左之助ご飯たかりに来るの夢主助言のせい。夢主は自分より剣心を知ってると薫。もうすぐ恵に会える=御庭番衆の死が待つと気付く。湯呑割り妙に指先包帯巻きにされ左之助に見つかる、剣心と知り合いと告げる、飲み屋へ、阿片の話、奢る。
「苛められるのかと思って」「ほぅ、大当たりだ」

55.憤りの続き※R18
感じた視線不安で沖田に聞くが屋敷通った者なし。斎藤が左之助との関わりを気にしている?気を付ける宣言。赤べこ道中で斎藤に遭遇、路地裏で嫉妬心から吸い痕・無数の赤いあざつけられる。解放後に不機嫌左之助に遭遇、神谷道場に恵。吸い痕チクリ言われる。後をつけていた沖田が割って入り左之助と喧嘩腰、剣心・新選組・原田の話、沖田総司と名乗る。勝負になり沖田の剣に左之助完敗、何が真実か夢主の全て信じられず惑う。沖田吉原話、素でいられる場所、様々な人物と会える場所。吸い痕の言い訳で一日疲れ帰ると斎藤が。左之助に夫の存在を濁す理由聞かれる。路地裏の続き、板塀に押し付け斎藤が悪戯、家に連れ込まれ犯され放置も体が尚疼いてしまった。

56.痛みを抱えて
激しい情事の名残で体が痛み赤べこ休む、沖田全て知っており赤べこへ伝言、夢主沖田屋敷で休む。不機嫌左之助、赤べこ前で妙に遭遇、夢主の不調や夫の不在知り弁当持って訪問。夢主に相当な理由があるのではと気付き、絆を築きたい左之助。原田が故人と直接説明、甘えていた事を謝罪。事が終われば全て話す約束。夢に恵、屋敷飛び出すと救出に観柳邸向かう剣心左之助弥彦に遭遇。左之助三人の内住処知っていたの自分だけと知る。斎藤、三島栄一郎に新月村潜入を指示。

57.宿すもの、宿る者
珍しく寝入る沖田、寝顔の続が目覚め怖い顔。屋根の上に生首持つ蒼紫がいた。町の警察署で斎藤(藤田)と浦村署長面談、観柳邸の騒動報告受け蒼紫と抜刀斎の対峙知る。蒼紫の動向気になり自宅覗き、早朝現れたのを聞く。生首夢主が見てしまった事に苛立つ斎藤、幕末最強への拘りと修行入り聞く。夢主小国診療所で恵に再会、身近に阿片捜査に関わる者がいたと告白。体見てもらい懐妊知る。沖田も知り大喜び、斎藤には暫く伏せたいと。

58.微熱な心地
沖田屋敷で休んでいると妙が来訪、仕事減らす。弥彦が赤べこにいると聞く。夜は沖田屋敷で寝る。これまで以上に眠い日々。ある日赤べこ訪問、店に入った瞬間肉の臭いに悪阻。裏で休むことに、蔵前に弥彦と燕。弥彦が事件を解決した後だった。弥彦に付き添われ帰宅。井上道場では由太郎が偵察に来ていた。沖田に見つかり逃げ出す。夢主と由太郎の話をして斎藤と手合わせした試衛館時代思い出す。警察署では斎藤が署長に見抜かれ妻の様子見に一時帰宅。沖田がやけに夢主を気遣い、二人機嫌よいのが不思議。隠し事があると気付く。

59.炸裂間際
恵の診察、悪阻の診断。帰ると弥彦が神谷道場宴会の誘いに来ていた。左之助主催、参加すると月岡がいた。途中で気分悪くなり外に出る左之助が付き添う。左之助はどう労わればよいか分からず。井上屋敷へ送り微熱に気付き怒りながら布団敷き、夢主の着替えに我を忘れ手を出しそうになる左之助。月岡が不在時に描いた夢主の絵を戻った左之助に渡す。署で斎藤雷十太事件の報告書読む、内務省爆破報せ受け駆けつけ現場検証、抜刀斎がいたと結論。浄閑寺に沖田、あかりかがりと、吉原で縁ある遊女が病になり格安で身請けし預けていた。沖田に左之助への秘密辛いと相談、沖田の秘密の浄閑寺通いを聞く。斎藤、石田散薬の薬売り道具を部下に手配させる。

60.帽子支度
制帽を取りに帰る斎藤、内務省爆破は伏せられたが知っている夢主。押し倒そうとすると逃げるが口吸いには応じる妻に疑問。沖田に詰め寄り神谷道場へ近寄らせるなと念押し、沖田が過剰に夢主を気遣う疑問抱く。沖田は緋村との対決が迫ると気付く。夢主は操に遭遇、会話の中で夫を蒼紫と間違えるが誤解は解ける。葵屋へ来てと誘う。帰宅すると開いている鍵、斎藤が襲撃用の姿、いつもと違う気遣いを残して出ていった

61.馬鹿な人
左之助、留守の神谷道場訪ね錦絵取り出して眺めると薬屋・藤田五郎来訪。錦絵を見せてやるが異変に気付く。斎藤は左之助気絶させ絵を拾って帰宅。沖田に血の臭いと闘い後の高揚を見抜かれる。夢主と左之助の話、刀を舌なめずりして口内切れていた斎藤、馬鹿ですかと呆れる夢主。錦絵見る。抱かれたくないのか聞かれ返事に詰まる。抜刀斎との決戦を控え神谷道場への接近を強く禁じる。渋海に会うため家を出た

62.誘い(いざない)
渋海との関係構築が順調、抜刀斎との対面も間もなくで機嫌よい斎藤は帰宅後二振りの刀手入れ、一人布団に入るがそのうちに斎藤やってくる。二人の対戦邪魔しないよう神谷道場には近づかない。冷たい足温めてもらう。斎藤の肌綺麗で気持ちよい。体を求めると逃げる理由そろそろ聞かせろ、もう少し待って考えさせて、いい報せときき斎藤ニヤリ。宗次郎が現れ京都同行を誘う。志々雄の名は伏せているがそうだと気付く。一週間後にまた来る。一度は沖田に相談するも危険が及ぶ為一人対処を考える。
「帰らなくていいんですか・・・一さん」「俺の家はここだと思ったんだが、違うのか」

63.ひたぶる感情
斎藤と抜刀斎の対決が5月14日一週間前の今日と気付く。手入れ済みの刀が一振り残されている。剣心戦後、斎藤が戻り折れた刀と交換。風呂の用意言い付け渋海のもとへ、再び戻ると血の臭いがした。捨て置けと言われた汚れた制服洗って夜の井戸は危ない、濡れたら体に障ると怒られる。傷の手当、顎を揶揄い反省、負傷箇所知っており驚かれる。斎藤、机で何かしてから布団へ。翌朝『蛍はいますか』紙○に小石。蛍が出る道を歩き薫に遭遇、皆で蛍を観ようと話していると左之助に出会う。斎藤が夫と打ち明けて折れた刀見せる。左之助現実受け止めきれず、夢主を抱きしめてから出て行き夢主混乱、見守っていた沖田現れる。斎藤も夢主の様子見に来て、左之助どうでもいい、力などいらん。左之助は河原で考え自分の一方的態度に気付く、夢主にもう一度会う前に斎藤をぶちのめす気でいる。

64.告白
沖田が町で気配感じる、警官男二人。沖田、斎藤に5月14日について聞く。昼、斎藤に西南戦争前に子がいたなと確認され意味を考えろと言われる。蛍を観に行き懐妊を告げると実は気付いていた。夢主が斎藤を幸せにする宣言。驚いていないようで、感激していた斎藤にありがとうと囁かれる

65.もう一度※R18
恵に斎藤に妊娠報告できた事と旦那が警官と伝える。懐妊の身でする夜の営みを問う。夕焼け人はまだ早い川岸、剣心が座り込んで考え事、京都も志々雄も甘くない。斎藤に少し膨らんだ腹を見せる。抱かれる。馴染の場所に隠れるつもりと打ち明ける。京に旅立つ決意の剣心、隠れている浄閑寺前を通りかかり会話。すぐ後に斎藤が。斎藤は左之助・蒼紫との接触を控える。宗次郎が大久保暗殺を終え井上屋敷に寄り、夢主見つからず去る

66.幕末の生き残り
宗次郎が大久保卿を暗殺「愉快、愉快」。左之助、剣心に置いていかれ怒り赤べこで暴れ月岡のもとへ。斎藤、拳をぶつけた左之助に敗者の己を認める発言をされ驚き思いとどまる。助言を与え京都行き黙認。左之助、夢主に別れを告げ中山道へ。闘いで袖が無くなった斎藤が現れ寺から連れ出す。蛍が舞う中で別れの挨拶、抱き合う。宿った子供の温かさ感じる。
「お前も幕末の生き残りだからな」「だてに動乱の京都と戊辰戦争を生き抜いていません」

67.強く
浄閑寺から出る。沖田は警視庁に、川路配下の警官が吉原に現れる。川路に面会、会った事はない、川路は蛤御門の変で沖田認識、戊辰後東京にいたのも把握。手を貸せと火付けで脅す。斎藤の妻は警備する宣言。周囲に手出し無用、井上として動く条件で承諾。夢主は親しい者を訪ね歩き帰宅。赤べこで妙、薫に錦絵けなされたのを慰める。診療所で恵に夫が斎藤と告白。帰宅すると女の子の訪問者、宗次郎の使い、臭水で脅され東京を離れる。久保田旭、夢主は知らない。新月村では志々雄・宗次郎と斎藤剣心が対峙。志々雄が気が変わったアイツを呼べと指示。斎藤、栄次を引き取り慰め兄の話。
菊一文字則宗「いい刀だな」「志々雄さんの刀です。僕には良く分からないんですけど」

68.たずさえる手
旭とアジト入り、旭は姿を消す。十二畳程の客間(天井高くタイル張りベッド椅子机箪笥は観音扉と引き出し)に通される。厠の場所知らず部屋を出て角で張にぶつかり絡まれ荒井赤空最後の一振りの情報を与える。方治志々雄に面会、包帯姿初めてだが志々雄と分かる。由美に厠案内してもらい、妊娠を告白、味方になってもらう。世話役の雑兵に雌と言われ由美怒る。沖田、夢主が先に寺を出たと知り帰宅、異変に気付き警視庁へ川路にへ詰め寄る。京都へ行けず力になれず落ち込む沖田、夜が明けて警官が栄次連れて来る。藤田警部補の御内儀が分かるはずと言われピンとくる。栄次を引き取る沖田。斎藤は京都の警察署で左之助に再会、張を尋問

69.世話人
志々雄が部屋を訪問、ノック忘れて謝る。先を見る力の事聞かれる。お前と明治政府を壊したい。世話役の雑兵、志々雄が斬る場を見せられる。比古の元へ剣心薫達、夢主じゃねえのかよと比古。宗次郎が東日本十本刀と蒼紫連れ帰還、夢主は客人・手を出すな。宗次郎を世話役に指名。宗次郎蒼紫を部屋へ案内、蒼紫夢主の隣の部屋、蒼紫は客人が夢主と知る。夢主はまだ知らない。由美が宗次郎に夢主労わるよう教える。宗次郎、沖田刺した時の話。京都の警察署では左之助が夢主の事で斎藤をじっと見てしまう。井上はどんな存在か問う「唯一、託せる男だ」「俺は死なねぇし!てめぇも死ぬな!」

70.微笑の向かう先
由美と宗次郎が将棋、志々雄の一言で宗次郎は将棋板抱えて夢主の部屋へ、勝負は宗次郎圧勝、崩し将棋を心から楽しむ宗次郎。宗次郎の髪褒める。晩御飯の誘い、宗次郎が食事運び面倒臭がって。翁と闘った蒼紫が戻り夢主遭遇、威圧され恐怖を感じた時、志々雄現る。壊したいが傍にも置きたい、宗次郎がお前を気に入っている。宗次郎に女、由美は「まだ早い」。警察署では斎藤と左之助が夢主の話

71.踏みだす力
夢中の夢主、宗次郎に起こされ「野暮用でここを離れます」。志々雄医者の診察に同席、由美不安、志々雄「俺の体の事、お前も知っておけ」十五分の秘密知ると告白。由美に縁ある人々の過去と未来が少し見えると打ち明ける。医者に診察してもらう。宇水が到着、狙われるが蒼紫に助けられる。蒼紫隣室と知る。宗次郎帰還、手に八つ橋、十本刀大広間招集同席誘われ断る。宗次郎が訪れ志々雄が呼んでいる、八つ橋取って置くから行ってきて。志々雄に迫られ宗次郎の目的が煉獄支度と言い当て、煉獄は沈むと予言、壬生での昔話。煉獄の目的果たしたら宗次郎の世話役と言われる。剣心は師匠のもとで奥義会得、下山前に夢主の事聞く。馬車で警察署、斎藤にも夢主の事聞く。左之助が戻り殴られる剣心、見守る斎藤

72.漆黒の艦
煉獄。甲鉄艦の駆動音振動で富士山丸山崎の死思い出し斎藤の不在突きつけられ悲しむ。宗次郎を追い甲板へ、岸辺の景色と宗次郎横顔に見惚れる。満月の夜、月が好きと話す。斎藤達奇襲し外装離脱、戦闘体勢。左之助炸裂弾の衝撃、宗次郎が助けてくれる。「夢主さんのお知り合い、苦しまずに逝かせてあげます」夢主に驚く斎藤と剣心、斎藤と目が合い不思議な感覚に、互いの無事確認。大丈夫、東京で待っていてと叫ぶ。志々雄達と脱出、由美が斎藤に目で合図。煉獄どうでもいい発言で方治怒らせる。アジト戻り由美、あの三人の中に夫いると言い当てられ斎藤と告白、宗次郎を可愛がってあげてと頼まれる。斎藤達は馬車中で夢主の話、斎藤と左之喧嘩しかけ剣心止める。夢主は大丈夫と斎藤

73.露の間、決戦間近
斎藤達は明朝来ると聞かされる。蒼紫にアジト経路質問、教えてもらえず。一人で逃げて見せると言い蒼紫怒らせ口吸いされる。蒼紫の気持ちに混乱、呆けていると宗次郎に発見される。気分転換にアジト内散歩、方治の書庫へ。宗次郎も少し様子がおかしく、部屋へ逃げ帰る。斎藤は警察署で一人待機、京の夜空に夢主と懐かしい幕末を想う。決戦当日、アジトの砦前で由美と夢主が待ち受ける

74.指伝い
決戦当日朝の回想、宗次郎に次のアジトでどんな部屋がいいか聞かれる。志々雄の前で出迎え用の着物に着がえ、衿下ろされる。斎藤達と話すなと命令下る。志々雄に別れの挨拶、最後なんだろと口吸いされる。由美と女二人の会話、互いの想いを大切にしたい。斎藤達の道案内吊り橋で助けてもらう。由美が夢主は人質ではないと宣言。安慈和尚の部屋、左之助の闘い、斎藤の背中に隠れる夢主、背中に指文字で会話(一さん頑張ってください)、甘い光景に由美見ていられない。

75.書庫
由美、夢主の大切な人と知り斎藤の存在を気に掛ける。宇水との闘い。足の負傷を伝えたいが斎藤に拒まれる。先に行く。途中剣心に背負われる。宇水は夢主の件で斎藤を挑発するも失敗。方治の書庫に到達。剣心と蒼紫の闘いが終わり、夢主はここに残ると伝える。話していいのか戸惑う左之を無視して由美や蒼紫と話す。二人残されて蒼紫と会話、「俺は斎藤に殺されるな」操の気持ちを受け取る覚悟をした。斎藤到着、地図が蒼紫へ、その地図は夢主へ。一人で脱出すると伝え、斎藤は先を行く

76.最後の十本刀、最後の仕事
地図の見方を蒼紫から教わり先へ。蒼紫も書庫を発つ。宗次郎、夢主の不在知る。剣心との闘い始まる。武器は菊一文字則宗。夢主は部屋へ立ち寄り斎藤に貰った着物に着替える。勝負に負けた宗次郎、由美の太腿で夢主との出会い語る。さよならの決意、由美に脇差託して見送る。志々雄、宗次郎も夢主もその程度と脇差握り折る。剣心達が大灼熱tの間に到着、由美の優しい提案を断り決戦開始。斎藤が誰もいない宗次郎の部屋で闘いの跡から状況を読み取り夢主と腹の子へ想い馳せる

77.今はまだ
志々雄の部屋に辿り着いた斎藤、部屋の状況から状況を推察、先にある闘場を目指す。隙を突いて牙突放つも鉢金に防がれる。意識を失い夢主とまだ見ぬ子の夢を見る。闘いの再開、由美が盾となり絶命、剣心に託した闘いの終わり、志々雄の発火。全てが終わり方治の破壊で燃えるアジトの中、夢主は外を目指す。危機に陥るも宗次郎に救われ共に脱出、斎藤が出てくると思われる場所へ連れて行ってもらう。宗次郎から由美、これからのこと、夢主との出会いの話。団子をまた一緒に食べる約束をして旅立つ宗次郎

78.お帰りなさいと、ありがとう 京都編最終章
アジト出口で賊を待ち構える警官のもとへ。問い詰められるか背中の紋で藤田警官のと話す警官が。連行されそうになり事情を話し斎藤の捜索を懇願していると、斎藤が出て来る。無事を確かめ合い、アジト内でのこと、斎藤の怪我、由美の死など話す。警官達の前で泣きじゃくり、口づけ。葵屋へは行かないことに。先に警察署へ戻り斎藤を待つ。斎藤が戻ると窓際で愛を確かめ合う

79.エピローグ1・密偵の部下
警察署に張、互いに驚く。荒井赤空最後の一振りを知っていた理由など聞かれる。斎藤の前で張があたふた。アジトであったことは内緒にしてあげる。夢主も二人の手伝いで書類整理、飽きた張が食事を理由に出ていく。斎藤と夢主も今日の町に出て食事、懐かしい町を楽しんで戻らず、先に戻った張が不機嫌に。
「やきもち妬きですね一さん」「ご存知の通りだろう」「阿呆らし!」

80.エピローグ2・約束の穴埋め
京にいるうちに会いたい人がいると一人出かける。蒼紫に会う。妊娠見抜かれていた。狂い咲きの藤の花。禅寺そばの茶屋へ。斎藤の無事も見抜いているよう。出会った頃や助けてもらった時の話。操の話。またいつかと茶の湯の約束に蒼紫の顔が緩む。署へ戻り、斎藤は一人で闘っているのではないと再認識、斎藤に窘められ抱きしめられる。
「お前との出会いは、奇縁だな」「出会った事、後悔はしていない」「独りでは無いと、百も承知」

81.エピローグ3・馬車から見えた偉丈夫
一足先に東京へ戻る夢主、斎藤に見送られ馬車に乗る。途中で比古師匠を見つけ止めてもらう。比古に母になると打ち明ける。斎藤の話、沖田の話、今の幸せとこれまでの話をして込み上げるものがあり、泣きつく。抱きしめられる。去って行く比古の酒瓶には桜の花びらの陶器が揺れていた。
「夫婦湯呑みの次は親子茶碗が必要だな」「お前は泣き虫だな、きっと生まれてくる子は我慢強いぞ」

82.エピローグ4・はじめまして
船上で山川浩に出会う。名づけの約束、斎藤を驚かせる約束。船から降りて沖田・栄次が待っており、山川とも面会、いずれ斎藤を交えた再開を約束。沖田が抱きつき栄次が不思議がり、関係を説明。東京へ戻って帰還の祝い・帯祝いを。懐妊は伝えられるが斎藤の生存を隠すと伝える。帰りは陸蒸気

83.エピローグ5・ただいま
沖田と栄次と安産祈願、帰りに買い出しへ行く二人、茶屋で待つと妙に遭遇。妊娠告げる。笑顔で励ましてくれた妙、薫達帰還の宴の準備、神谷道場へ誘われ断る。いつでも赤べこへおいで。斎藤帰還を出迎えたい、沖田警視庁へ行き情報入手。迎えは行かず井上道場で驚かせようと。所が予定早めた斎藤帰還。布団の匂いが消えて淋しがっていた夢主、喜び着替え止めて抱きつく。臨月には沖田屋敷で世話になると約束。山川に名付け頼む話、逆に驚かせようと名前聞きだす斎藤。栄次の話。腹の子が動いたと喜ぶ二人
「一さんが帰ってきたから喜んでるんですね」「フッ、そうだといいが、どうだか」「大丈夫さ、お前なら」

84.エピローグ完
剣心が会いに来る。信じてくださいと斎藤の話はせず。覚悟の確認。斎藤帰宅、剣心訪問告げる。左之助訪問、力になりたい左之助の想い、好きな人を信じてと沖田が諭し追い返す。斎藤と沖田が左之助の話で盛り上がり夢主おろおろ。成長の為といい聞かされる。皆が成長し、本当に心から笑える日が来る、そして旅立ちが待つ未来を思う。少し淋しいが希望に満ちたこれからに希望を感じる

人誅編1・心の錨

人誅編2・心境

人誅編3・心づき

人誅編4・管巻く先へ

人誅編5・命


裏話・裏設定

没話・没設定


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